施設利用者向けに作成したマニュアル冊子に若干修正を加え、またその後の変更に応じ新たな情報を追加し、掲載しています。
ここではCyrstalClearでの作業過程を、便宜上、以下の3つに分けて掲載します。
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予備測定 … 回折データ収集に向けた測定(結晶の選定。結果次第で結晶を交換し、作業を繰り返す)。
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回折データの収集 … 実際の回折データ収集に必要な操作。
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回折データの処理 … 収集した回折データの解析(反射データの作成)。
なお、回折データの処理は、“CrystalClear ver.1.3.6 SP3”でも可能です。
マニュアル冊子はしがき
この冊子はCrystalClearの操作に最低限必要な情報をまとめたものである。
基本的な操作方法は以下の2冊の取扱説明書を確認のこと。
- CrystalClear R-AXIS シリーズ用簡易取扱説明書Ver1.0 (以下、取説ver1.0)
- CrystalClear Ver. 1.3 R-AXIS システム用簡易取扱説明書 (以下、取説ver1.3)
CrystalClearの操作手順全体は取説ver1.0を参照。取説ver1.3はバージョンアップに伴う、変更内容や取説ver1.0で不明瞭な点については詳しく解説されている。
さらに詳しい操作方法や各ファイルの説明は以下のマニュアルを参照。
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CrystalClear; Software User’s Guide for the Rigaku R-AXIS, and Mercury and Jupiter CCD Automated X-ray Imaging Systems Version 1.3
*量子科学研究所電子線利用施設設置のCrystalClearについて
本ソフトウエア(ver. 1.2.0m)は、2001年6月にX線回折装置と共に導入され、2002年4月にバージョンアップ(ver. 1.3)された。